vol. 55 生牡蠣は海のミルク

  10月15日、宮城県で、養殖カキの出荷が始まりました。
 今年は、例年の半月遅れの出荷解禁でした。
 東日本大震災の影響で、昨年は出荷ができず、さらに
 今年は猛烈な暑さや少雨のため、成育が危ぶまれましたが、
 やっと出荷に漕ぎだすことが出来、ほっとしました。
 出荷量は927トン、昨年度の約3倍でしたが、震災前の2010年
 に比べれば、3割に止まるという程度です。
 しかし、漁業関係者にとっても、私たち消費者にとっても、三陸
 のカキが復活したということ自体が大きな喜びを与えてくれたニュース
 でした。
 
  カキは先史時代から食べられていたようで、カキの養殖は300年も
 前から行われていました。
 カキといえば、広島、宮城、岡山、北海道などが大産地ですが、
 日本一は、やはり広島県です。
 しかし、三重県鳥羽の「浦村カキ」
 宮城県の「松島カキ」
 北海道の「厚岸カキ」
 岡山県の「日生カキ」
 などなどブランド牡蠣も数多く、牡蠣好きの私たちを楽しませてくれます。

 マガキは、これからがおいしい季節。
 つまり、秋から春先にかけて、Rの付く月がおいしい。
 Rの付かない月、5月~8月には食べるな、といわれています。
 マガキは、5月頃から急速に成熟し、この時、グリコーゲンが減って
 しまいます。又、6月~8月の産卵期にも、卵巣から卵を一気に放出する
 ため、エネルギーとして消費してしまうからなのです。
 * カキには、マガキとイワガキの二種類があります。イワガキは大きく、
   夏ガキとも呼ばれています。

 グリコーゲンは、味を濃厚にし、その持続性を保つという特長があります。
 Rの付く月には、グリコーゲンが多いことがおいしさの理由です。
 Rの付かない月は、暑いので温度が高く、生殖巣などが傷みやすいから
 避けたほうが良いとされています。
 
  カキは『海のミルク』と呼ばれ、ビタミン、ミネラル、グリコーゲン、タウリン
 などを多く含む栄養豊富な海産物です。
 そして、1日に200ℓもの海水を体内に取り込み、たっぷり栄養を吸収する
 ので、水に影響されやすい生物なのです。
 だからこそ、三陸のカキの安全性が認められたのは、大きな意味があるのです。

  そんなカキは、ナまでよし、酢の物、鍋、フライなどでも美味。
 特にカキフライは日本独特のもの。外国にはありません。
 ヨーロッパでは、カキは生で食べるもの。例外的に、ベーコンで巻いて
 焼く料理などがありますが・・
 でも、日本人が創ったカキフライは、傑作! 
 本当に日本人は、スゴイ!と思います。

  も一ひとつ忘れてはならないのがカキに含まれる亜鉛の効用。
 食物の中で亜鉛を一番多く含むものがカキ。
 亜鉛が不足すると、味覚に異常をきたすことは、よく知られています。
  また、俗にセックスミネラルともよばれ、不足すると、肌荒れ、脱毛、
 性能力の減退をまねきます。

  少子化が社会問題になっている今、若い男性諸君、
  カキをおおいに食べて、たくましいオトコになりましょう!!!
  
  
 




 

 

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