VOL.63缶詰の食べごろ

暮も迫ってくると、料理をする時間もあまりとれず、
なんとか手早く済ませてしまおうとあせります。
こんな時、思いついたのが、缶詰の利用です。
昨年の東日本大震災後、急に缶詰が見直されて
来たように思われます。それまで、スーパーの
棚には、缶詰の居場所が、どんどん削られて
きました。依然として健在なのは、ツナ缶くらいで
さけ缶や、コーン缶なども、冷凍やレトルトや
真空パックにとって変られてしまいました。
缶詰は場所をとる、重いなどの理由で
だんだん忘れかけられています。

しかし、缶詰には、意外な長所があったのです。
日本の缶詰はおよそ140年前に作られ始められました。
1871年、(明治4年)長崎県の松田雅典という人が
個人的に作った「イワシの油漬け」(オイルサーディン)が
初めといわれています。
その後、明治20年代に民営企業として発展し、
重製造技術の近代化が進められました。
静岡県で、ツナ缶詰、広島県でミカン缶詰の製造が始まり、
昭和10年(1935年)ごろまでに、いま日本で作られている
殆どの缶詰が製造されるようになりました。

長期保存ができるのが缶詰の特徴。
中が真空になっているからです。
そして缶詰には保存料が入っていませんので非常に安全な食品と
いえるのです。反面、細菌や、酸化によって、普通の加工食品より
傷みやすいという弱点もあります。ですから開けたらなるべく早く
使い切ることが大事です。もし残してしまったらできるだけ
空気にふれないように別の容器に入れて冷蔵庫に保存して下さい。

災害時の非常食として、爆発的に売れたのが
「パンの缶詰」です。これは菓子パンに近いものです。
甘い味がついていて、そのまますぐに食べられるのが
人気の的になったのでしょう。
因みに、ナッツや乾パンなども非常時の栄養補給に役立つ
ものですが、これらは缶詰とは云いません。正しくは
「缶入り食品」です。蓋をされて、缶詰に入っていても、空気を抜いて
加熱してないものは「缶詰」ではなく、「缶入り食品」と
分類されているのです。
缶詰は保存期間が長い食品です。だいたいの缶詰の賞味期限は
3年後に設定されています。

缶詰は必ずしも作りたてがおいしいとは限りません。
製造後、ある程度時間がたったもののほうが、おいしい
場合もあります。

例えば、
・マグロの油漬け、
製造後、1、2年経ったほうが、脂と魚の味がなじみ
おいしくなります。

・サバの水煮
サバの身から出る脂が熟成を深めるので、一年位
たったもののほうが、味が良くなります。
あんきもも1年位たったもののほうがベター。

・果物のシロップ漬
3ヶ月以上たったほうが果実の酸味とシロップの甘味の
バランスがよくなります。

※どの場合も、缶についている賞味期限を読んで下さい。2015.8.25のように記されています。

「師走の缶詰料理」私のおすすめは、
「やき鳥丼」、やき鳥の缶詰をごはんの上にのせ、
電子レンヂでチンする。あれば、刻みねぎ、千切り海苔、
七味唐辛子をふって、オイルサーディンをフライパンで焼いてのせていけます!

「さんまの蒲焼茶漬」さんまの蒲焼缶をごはんの上にのせ
すだちかカボスをしぼり、熱いお茶をかける。
さんしょうがあればサイコー!

この時季だけに許される「手抜き料理の達人」に
なりましょう。

※参考資料提供「はごろもフーズ株式会社」

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