vol.69 甘酒は飲む点滴!

 
  同窓のM さんとはひと月に一度ほどランチデートをしています。
  話し好きのMさんと、おいしいものには目がない私は、銀座で
 待ち合わせをし、そのあたりのおいしいランチを食べさせるレストラン
 をリサーチしつつ、2時間位おしゃべりを楽しみます。もう何年になる
 のでしょう?
 
  今日は銀座の{ねのひ」という名古屋の盛田酒造が経営している
 蔵人厨(くらうどくりや)です。
 盛田酒造は、あのソニーの創業者、盛田昭夫社長の実家でした。
 愛知県の知多半島に始まった盛田酒造は、日本酒からみそ、たまり、
 醤油へとを事業を拡大していったのです。
 酒の主たる銘柄は、『子乃日松』(ねのひ松)。
 屋号の「ねのひ」から取ったものなのでしょう。
 
  私たちは今日のランチメニューの中から『魚介類のぜいたく御膳」を
 選びました。
 汁物は二種類から選べます。私は赤だし、M さんは関西人だから粕汁。
 これは正解でした。赤だしの具は大好きな里芋と大根。
 おまけに味噌は、盛田製の赤だし味噌だったのですから・・・
 献立は、さごしとタコお造り、サワラの西京焼き、サバの味噌煮、もずく酢、
 イワシのフライ、そして別盛りの香の物三種と、ちりめんじゃことごはんが
 ついてきました。
 こんなに食べられるかと思いましたが、それぞれがほどほどの量で、
 結局全部平らげてしまいました。

  食後の飲み物は別の場所で、ということでお断りしたのですが、最後に
 暖かい甘酒が、小さなぐい呑みに入れられて、サービスされたのでした。
 そっと口に含むと、酒米の粒々が残っていて、とろっとした上品な甘さに
 ほっとした気分で食事を締めくくらせていただきました。

  この頃は、ちょっっとした麹ブームで、塩麹に始まり、醤油麹、麹の素などと
 色々なものが売り出されています。
 私も子どもの頃は甘酒をよく飲んだもので、懐かしい味の一つでもあります。
 私の郷里に近い箱根には、旧道に今も甘酒茶屋が残っています。
 車がなかった時代は、馬か足で箱根の山を越えるしかなく、茶屋で飲む甘酒
 は旅人の喉を潤し、体をあたため、ひと時の憩いをもたらしたのでしょう。

  飲む点滴といわれる甘酒は、ノンアルコールの醗酵栄養食品。
 ぶどう糖やビタミン、アミノ酸を多く含んでいます。
 米と天然水だけを原料にして作られる甘酒は、醗酵の力によって自然の甘みが
 生まれるのです。
 その甘みは、サラッとして後味が爽やかです。
 保存料、着色料、砂糖、塩などは一切使っていません。
 そしてノンアルコールだから、子どもにも安心して与える事ができるのです。
 夏は冷たくしても、シャーベット状に凍らせてもおいしくいただけます。
 冬だけでなく、夏バテにも良いと聞きます。

  節分が過ぎても雪に見舞われる寒い日は、コタツで甘酒にホットすること
 でしょう。甘酒がこんな素晴らしい醗酵食品だったなんて見直しちゃいますね。

 

 


 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0